クラスメイトの男子は、それだけ言うと、ホテルの中へ帰って行った。
数分して私も、非常階段の扉を開けて中へ入る。
そして、来た廊下とは反対の、先生の部屋へ続く廊下を歩いた。
自然と歩くスピードは速くなって、やっぱり私は先生が好きなんだと実感する。
「恋?」
だけど、階段を登れば先生の部屋。
って時に、私は1番会いたくない人の声に止められた。
「どこ行くんだよ」
「啓太…」
「部屋反対だろ」
「いや、えっと…」
きっと啓太はわかってる。
…どうしよう。
進めないよ…
「行かせねーよ」
「あのね、啓太…」
「今日は、俺にくれない?」

