先生はめんどくさがり。



「どういう意味かわかる?」


「どういう意味って…」


「来る?俺の部屋」





それが、私のコテージでの記憶が最後。



多分、時が止まって。


先生のその言葉だけが、頭の中で何度もリピートされる。




夜は体育委員会があって、委員長が話してる途中、先生と目があってすぐに逸らして。


もう一度見たら、また目があって…



その度にさっきのことを思い出して、好きがこんなにも胸を締め付ける。





委員会が終わって、部屋に戻った。


すると、同じ部屋のミヤちゃんが私の元に走ってきた。





「恋!これからコッソリ男子の部屋行こうってなってるんだけど、行かない?」


「あー…」





‘‘ 俺の部屋来る? ’’





「私はいいやっ。委員会で疲れちゃった」