向日葵だけが知っている

「へー。」
もう!私のバカ!光希先輩のバカ!

「あっ、ホントに私と朝飛は付き合ってないからね。だから」
光希先輩は私の頭をポンポンした。

「頑張って。」

光希先輩がポンポンしたあとの頭は温かかった。


「さあ、休憩おわりー。練習やるよ。」

うっ、やっぱりさっきの撤回。光希先輩は厳しすぎる…

こうして、外部練習はみっちりとつづいたのだった。