ルイーゼの耳に、誰かがすすり泣く声が聞こえた。 見るとそれはロッテ。 「お母さん…。」 「…。」 お母さんを恋しがるロッテを見て、ルイーゼは黙ってロッテの髪をなでてあげた。 この瞬間から二人は仲良くなったのだ。 ~一旦はける~