向日葵だけが知っている

一方、美千留は美千留で後悔していた。
自分があんなこと言ったせいでBちゃんが来なくなった?

「何でよ。最低!最低!もう、大嫌い!」

あんなこと言わなければよかったよ。…。

一日がたち、一週間がたち、一か月がたってもBちゃんは来なかった。
Bちゃんは不登校になったのだ。

美千留は自分を責め続け、凪沙ちゃんは美千留に不安を抱き。

そして、ある日のこと。