特に何も無く中学を卒業。あたり前のように高校に進学。
その時あったのがみずきだった。
とても優しく、誰にでも分け隔てなく接するみずきにだんだん心が惹かれて行った。
私は可愛いらしく、そこそこモテた。友達もいた。
告白はみずきからだった。
心を惹かれていたにも関わらず、私は怖かった。
いなくなってしまうもしれない。裏切られるかもしれない。嫌なことばかりが浮かんできた。
私は震え、泣いてしまった。
みずきはそっと私を抱きしめてくれた。
その時私は安心し、この人なら大丈夫。そう思え、付き合った。
安心したらいきなり発作がでた。最近でてなかったため、少し大きい発作にみずきだけでなく、私も驚いた。
地面に座り込んでしまい、立てない。心臓が痛い。
「薬。......私の..カバン..の中...にある...から。お..願い...取っ...て...きて。」