星降る夜はその腕の中で─「先生…私のこと、好きですか?」

 彼の唇の隙間に自ら滑り込もうとする。でも逆に彼に絡め取られて簡単に飲み込まれしまう。

「んッ…!」

 昴くんは私をチョコレートみたいに口の中でとろけさせて、私がすっかり大人しくなってしまうと今度は私の中にするりと滑り込む。

 熱く重なる唇が、ちゅ、と音を立てるとそれだけでたぎる熱情が抑えきれずに溢れ出す。シャツを掴む手にぎゅうと力が入り、それでも足りなくて、私の中の昴くんを必死に求める。


(昴くん…!昴くん、ずるい…)

 昴くんはやっぱり私より大人で余裕で、結局昴くんに全部持っていかれてしまうよ…


 昴くんの口付けが加速度的に熱く深くなっていく。まるで私の奥の奥にある核─例えば果実の種子みたいなものを抉り取るみたいに、昴くんは私の内側の深いところまで追い求めて、滴る果汁に濡れる唇を吸った。

 ただでさえもうふわふわと意識が遠退いて足元だって立っている感覚もないくらい覚束ないのに、覆い被さる昴くんにそのまま押し倒されそうになる。


(あ…)

 もうこのまま昴くんと…