昴が近藤をジトッと見た


「やはり、女だと知っていたか」


土方が近藤の肩に手を置いた

「ばぁーか」

局長に掛ける言葉にふさわしくないが
2人の親しさが昴に伝わる

「普通… そうか、普通か…」


なにやら、合点が言ったように頷く



「今まで、アキラが弱音を吐くことはなかった
そうか… なるほどな…
先ほども言ったが、嫁にやる
長州の奴らにも、お前らにも
もう、関わることは、ないだろう」



昴がくるりと明が行った方へ