恋する剣士

新選組のもとへ

ひらりと明が屋根から舞い降りた


「お前っ!!逃げろって!!」


怒鳴る土方に明が微笑む


「逃げる為に強くなりたかったんだ
でも、今は…誰かの為に戦ってみたいって気持ち
歳君、自分の気持ちに従うことは
悪いことじゃないよね?」


そう言いながら、敵を斬る


「馬鹿野郎… 桂達を敵にする気かよ!
お前は、斬るんじゃねぇ!!!」


「明!!!やめろ!!」


「ここは大丈夫だ!!!屯所に行け!!
山南さんがいるから!!」



懸命にとめれても
明は、戦うことを辞めなかった


「いいじゃないですか
戦わせてあげましょうよ」

沖田がひとり明を擁護した