先輩と出会ってのはちょうど半年前だった。

高校生になったのにやりたいことが何もなかった
私にやりたいことを教えてくれたのは先輩

「ねーねー吹奏楽部来て」
「ちょうど僕がしている楽器余ってるからさ」

どうやら少し前にやめてしまった人がいるらしい

「上手いじゃんコントラバスやりなよ」

そんなこと言われたらやるしかないじゃないか!

そして今に至る