次の日、学校に行って脇目も振らず準備室に向かう。
だけどそこには鍵が掛かっていて開かない。
「先生!先生!」
しばらく待ってみたけど、中に人がいる気配は無かった。
それから先生を探し回ったけど、朝のホームルームの時間を迎えた。
…きっと、もう教室にいるんだ。
そう思って戻ったのに、教卓に立っていたのは副担任の先生だった。
「えー、津山先生はご自身の都合により長期休暇に入られました」
は…?
「お前らは卒業式間近だから最後まで一緒にいられないのは悲しいと思うが…」
私の全てが、聞きたくないと拒否した。
長期休暇って?
卒業式にも来ないの…?
頭が…クラクラしておかしくなりそう。
また込み上がってくる涙を堪えて、心配そうに私を見る司を横目に教室を出た。
先生……今、どこにいますか……

