「川崎…川崎玲太。いないのか?休みか?」
「どっかでサボってると思いまーす」
「ったく、誰か連れてこい」
「どこにいるかわからないっすよ」
先生と、6組の生徒が話をしていて、玲太は6組だったんだと知った。
「あ!」
「どうした夏目」
「私知ってる」
玲太のいる場所なんて、空き教室しかない。
授業にも出ないでずっといるって言ってたもん。
って…思わず口に出してしまった。
「今すぐ連れてこい。来なかったら連帯責任にするからな」
私が席を立つと鬼のような言葉で脅され、重たい足を持ち上げて空き教室へ向かった。
扉を開ければ、使われなくなった椅子を並べてそこに寝ている玲太がいた。
「おーい。委員会始まってますよー」

