司の威圧に押されたのか、クラス中がすっかりおとなしくなってチャイムも鳴ってないのに席に戻っていった。
「…ありがとう」
「別に。俺以外がお前いじめるとかムカつくじゃん?」
「うっざ…」
だけど、司の優しさがわかるからすごく嬉しかった。
本鈴のチャイムがなると、同時に教室に入ってきたのは先生…とミラちゃん。
うまく呼吸ができなくなりそう…
なんで2人が一緒に…?
ミラちゃんはこちらに来る事はなく、1番前の席に座った。
そうやって、あからさまに私を避ける。
先生も、ミラちゃんの机の前に立ってそこを離れようとしない。

