先生。



ああ、私たちってやっぱり似てる。


お互いのことがわかるって、楽だね。





「で、なんか食う?」


「買って家でなんか作ろうよ」





それからスーパーで買い物をして、司の家に帰っている途中。


赤信号で止まっていた私の先には、先生と初めて会ったあのコンビニが見えた。



この街はあまりにも想い出が多すぎる。


こんなところにいたら、意識しなくても先生との思い出ばかり浮かんでしまう。



戻れるのかな…


あのコンビニで出会う前の私たちに。




司住んでる街は、先生の所とは全然違う。


高級住宅地だし、高層ビルがたくさん立ち並んでる。



その中でも、一際目立つマンションの隣にあるのが、司の家。


司の部屋に私の荷物を置くと、なんだか場違いな気がしてきて、一気に申し訳なさがこみ上げる。





「…ごめんね。司」