「…おいアホ女、聞いてんの?こっちだって言ってるんだけど?」


「へ?ちょっと湊くん今、アホって…」




ぼーっとしてた私も悪かったけど、ひどすぎない!?



「やる気ないなら今すぐ帰れ」



「分かってるよ!!やるよ!!」


「さっさとやれ」





そう、着替えてすぐ湊くんが大層ご立腹なご様子で私を部屋まで迎えに来て。



仕事しろ給料ドロボー!なんて言って私をパーティーの会場まで強引に連れてきた。




そんなに怒るならもっと早くおこしてくれればよかったのに!!!




「あのねぇ!!この際だから言わせてもらうけど!!湊くんちょっと当たり強すぎない!?私一応歳上なんだけど!!」




ああ、もう。全部言っちゃったよ。


どうせ倍の勢い&暴言で言い返されるんだろう。


耳塞ぎたい!!耳栓欲しい!!それかタイムマシンほしいよー!!




「あんた、バカなの?いや、バカか。

年上なんかには見えねえし、ここでは俺の方がだいぶ先輩なの。

気に食わねえなら俺より仕事でにるようになってから言え、バーカ」





…ムカつく〜!!