「何してんの?」

聞きなれた声がした。

「俺たちの連れに手出すんじゃねーよ。」

雄哉先輩…涼太先輩…

「あぁ?なんだ。ガキは黙ってろ。」

その言葉と同時に
男たちが先輩に殴りかかろうとした。

…危ない!

って思ったのも束の間。

雄哉先輩も涼太先輩も
見事に相手のこぶしを避け
更にはお腹にパンチをくらわせていた。

「うぅ…」

うめき声と共に倒れた男達は
すぐに警備員の人が連れて行った。