「ねぇ、君たち二人で遊んでるの?
 なら俺らと遊ぼうよ。」

2人組の金髪に声を掛けられた。

なんでこのタイミングなの…
理佳先輩はオロオロしちゃってるし…

「2人じゃないんで…」

泣きそうになってたせいで
声が震えてしまった。
けど、それをごまかしたくて
2人組を睨んだ。

「だって誰もいないじゃん?
 声震えちゃってるのに
 強気な態度だね?嫌いじゃないよ。
 そーゆー女の子。」

と言って私達に手を伸ばしてきた。