「無視なんかしてないですから!
 ちゃんと楽しいから
 御心配なく~」

…またやってしまった。
どうして素直に『ありがとう』って
言えないんだろ。

「可愛くねーなぁ~
 せっかく心配してんのにさ!」

ホント、その通りだ。

「まぁまぁ、その辺にして
 もう注文したの届いてるから食べよーぜ。」

涼太先輩に言われ
机を見ると四人分の食事が並んでいた。

気付かなかった…

「あぁ、わりぃ、食うか!」

そう言って食べ始めた。