「それでは小宮山君!どうぞ!」
司会の人の声を合図に
蒼空君が喋り出す。


「俺、結衣ちゃんとクラスが
同じになってからずっと気になってたんだ。
よく笑う子だなって。
それから目で追うようになって
気付けば好きになってた。
ほとんど話したこともなくて
好きとか言われても困るかもしれないけど、
これから俺の事、もっともっと
知ってもらいたいし、
結衣ちゃんの事も知りたいと思う。
だから…俺と付き合ってくれませんか?」