先輩、気付いて下さい。

それから、お客さんも絶えないまま
交代の時間になった。


「とりあえず!
雄哉先輩のクラス行こっか!」

愛依に引っ張られ
雄哉先輩のクラスまで行くと


「何この行列…。」


たくさんの女の子で
溢れかえっていた。
この学校の生徒もいれば
他校の人たちもたくさんいた。
さすがツートップ…。


「愛依、あとにしよっか。」

こんな行列に並んでいたら
他のお店にも行けない。


「でも…」
「大丈夫!今日がダメなら
明日朝一で来よう!」

ね?と笑うと
遠慮がちに頷いた。

「じゃあ、そうしよっか。」


と言う事で私たちは
場所を移動した。