「恋に焦がれて鳴く蝉よりも鳴かぬ蛍が身を焦がす」

私は、この都々逸が好きだ。実は黙って見ている子の方が貴方のことを想ってる。そういう歌。私はこの歌で自分をなぐさめる。 そう、明るくて人気者な彼女よりも、私のほうが貴方を想ってるって、嘘だっていいから信じていたい。

なんで好きになったのか、なんてそんなことを忘れてしまうくらい前から、ずっとずーっと想い続けてる。私の初恋の人。その人の名は、 橘悠斗