無事学校を終えた私と省吾は仮装のままとある場所に来ていた。
闇の深い森だ。ハロウィンごっこをしようと私が呼び出した。
もちろんこんな場所、来ては行けない。命を差し出してるようなものだもの。
でも、どうしても、省吾にイタズラをしたかった。
私の気持ちを込めたイタズラを。
私は省吾に近づき、耳もとで『トリックオアトリート』と囁いた。
顔を赤くしながら、『お菓子はもうないよ?』と省吾は言ってきた。
『じゃあ…イタズラしないとね?』と私は言って省吾の唇を奪った。
とても短いものだったのが物足りなかったのか、省吾に深く口づけされてしまった。
とろけそうなほど甘く、少し血の味がした。
そして私は気づいた。ヴァンプに血を与えたのだと。
省吾は不敵に笑い、「イタズラってこんなものか?」と私にいう。
なので私はもう一度キスをした。今度は長く、深くお互いの息が上がるほど濃厚なキスを。
そしたら今度は困った顔をして、私にこんなことを言う。
「これ以上はやめてくれ。止められなくなる。俺は…お前のナイトなんだよ?これ以上されたらお前を独り占めしたくておかしくなる」って。
どうやら私のイタズラは成功のようだ。
なので私は軽くまたチュッと省吾の唇にした。
「大好きだよ。省吾、これからもずっと一緒にいてね?」と私が言うと、
「もちろんだろ?俺はお前のナイトなんだから」と省吾は言う。
そーゆうことじゃない、私が言いたいのは…恋人として…ってことなんだけどなぁ。
省吾には通じてないみたい。
だから私はドストレートに言うことにした。
「こんなことしたいと思うのは省吾だけなの。私には省吾しか男として見てないから…お願い。私の恋人になって?」と。上目遣いで言ってみる。
『え?どーゆうこと?』って顔をしている。
少しして私は抱き締められた。
「ホントに俺でいいのか?後悔しないか?」ってどーいうこと?
私たちは光に包まれたと思ったら何故か私たちは私の家にいた。
ん?なんで。省吾にそんな力あったのか??
私の頭には疑問符ばかりが浮かぶ。
「おかえりなさい」と笑顔で迎えてくれたお母さんとお父さん。
「どーゆうことなの?」と私が聞くと、「あの場所へ導いたのは私たちの魔法よ。あなたの本心を聞くためにね」と、お母さん、「あの辺に結界はって守ってたのは俺ね?」と、お父さんは言った。
なんで?最初からこうなることがわかってたっていうの?
「実はね、あなたのナイトに省吾くんを選んだとき、省吾くんのご両親に許嫁にしてくれと頼まれてたのよ。亜音が男の子を意識する年になったら考えるわ。ってだから私たちは二人のことをこれからも見守っていこうと思うのよ。だから、省吾くんも自分の気持ちには正直でいなさいね?二人のことは認めるから」とお母さんは言ってくれて…嬉しくて私は涙が出そうだった。
「ありがとう‼」と私は言った。
ハロウィンの今日は私たち二人にとって大切な日になった。
意地悪したのは私ではなく、されたのだと感じた。
それからはずっと省吾と二人で愛を育み、学校を卒業したと同時に私と省吾は結婚した。
RBや、晃くん、多くの人らに祝福されて。
そして、私は魔法界最高権力者としての地位を継承し、省吾もまたヴァンプとしての権力を手にした。
途切れることない永遠の愛を誓って。
子供たちにも受け継がれると信じて。
ハロウィンはイタズラだけではなく、その人人生を変える大切なキセキが待ち構えてることを改めて感じた。
END
闇の深い森だ。ハロウィンごっこをしようと私が呼び出した。
もちろんこんな場所、来ては行けない。命を差し出してるようなものだもの。
でも、どうしても、省吾にイタズラをしたかった。
私の気持ちを込めたイタズラを。
私は省吾に近づき、耳もとで『トリックオアトリート』と囁いた。
顔を赤くしながら、『お菓子はもうないよ?』と省吾は言ってきた。
『じゃあ…イタズラしないとね?』と私は言って省吾の唇を奪った。
とても短いものだったのが物足りなかったのか、省吾に深く口づけされてしまった。
とろけそうなほど甘く、少し血の味がした。
そして私は気づいた。ヴァンプに血を与えたのだと。
省吾は不敵に笑い、「イタズラってこんなものか?」と私にいう。
なので私はもう一度キスをした。今度は長く、深くお互いの息が上がるほど濃厚なキスを。
そしたら今度は困った顔をして、私にこんなことを言う。
「これ以上はやめてくれ。止められなくなる。俺は…お前のナイトなんだよ?これ以上されたらお前を独り占めしたくておかしくなる」って。
どうやら私のイタズラは成功のようだ。
なので私は軽くまたチュッと省吾の唇にした。
「大好きだよ。省吾、これからもずっと一緒にいてね?」と私が言うと、
「もちろんだろ?俺はお前のナイトなんだから」と省吾は言う。
そーゆうことじゃない、私が言いたいのは…恋人として…ってことなんだけどなぁ。
省吾には通じてないみたい。
だから私はドストレートに言うことにした。
「こんなことしたいと思うのは省吾だけなの。私には省吾しか男として見てないから…お願い。私の恋人になって?」と。上目遣いで言ってみる。
『え?どーゆうこと?』って顔をしている。
少しして私は抱き締められた。
「ホントに俺でいいのか?後悔しないか?」ってどーいうこと?
私たちは光に包まれたと思ったら何故か私たちは私の家にいた。
ん?なんで。省吾にそんな力あったのか??
私の頭には疑問符ばかりが浮かぶ。
「おかえりなさい」と笑顔で迎えてくれたお母さんとお父さん。
「どーゆうことなの?」と私が聞くと、「あの場所へ導いたのは私たちの魔法よ。あなたの本心を聞くためにね」と、お母さん、「あの辺に結界はって守ってたのは俺ね?」と、お父さんは言った。
なんで?最初からこうなることがわかってたっていうの?
「実はね、あなたのナイトに省吾くんを選んだとき、省吾くんのご両親に許嫁にしてくれと頼まれてたのよ。亜音が男の子を意識する年になったら考えるわ。ってだから私たちは二人のことをこれからも見守っていこうと思うのよ。だから、省吾くんも自分の気持ちには正直でいなさいね?二人のことは認めるから」とお母さんは言ってくれて…嬉しくて私は涙が出そうだった。
「ありがとう‼」と私は言った。
ハロウィンの今日は私たち二人にとって大切な日になった。
意地悪したのは私ではなく、されたのだと感じた。
それからはずっと省吾と二人で愛を育み、学校を卒業したと同時に私と省吾は結婚した。
RBや、晃くん、多くの人らに祝福されて。
そして、私は魔法界最高権力者としての地位を継承し、省吾もまたヴァンプとしての権力を手にした。
途切れることない永遠の愛を誓って。
子供たちにも受け継がれると信じて。
ハロウィンはイタズラだけではなく、その人人生を変える大切なキセキが待ち構えてることを改めて感じた。
END



