なでしこ

「では、早速、部活を始めましょう。」

「よろしくお願いします。」

「舞・・・」
一緒に行こうと思ったら舞は他の子と仲良くなっていた。

うそー!?マジか。
あーあ。ぼっちか・・・。

そう思っていると

「ねぇ。」
声をかけられて声のした方を見てみると、耳の下で二つに結んだ
女の子が微笑んで立っていた。

「一緒のクラスの坂田さんだよね?私、中村花音。かのんでいいよ。
よろしく。」

「うん。りえってよんで」

「ねぇ~。りえちゃん一緒に行かない?」
「うん!!」

私は嬉しくなって、笑顔で返事をした。
彼女は私の数少ない友達の一人だ。さらに嬉しくなった。

「りえちゃんは、もう友達できた?」

「うん。今できた」

「そっか~。」
花音ちゃんが笑いながら言った。