どうしてボクばかりコキ使うのだろうか。 面倒だし、ありがた迷惑だ。 夜だというのに、騒がしい道を歩きながら思う。 全身真っ黒で、フードを被っているボクの姿は、周りから見て異様だろう。 なんとなく、みんなボクを避けている。 すると、人通りが少ない路地裏から何か音がした。 人を殴っている音。 ボクは音がする方へと足を進めた。 そこには、四人ほどの男が一人の男を一方的に殴っているのが目に入った。