…………暴走族の総長って、こんな人なのかな。 甘い食べ物を好んで食べているのは本当に、紅凰のトップなのか疑いたくなる。 ……しばらく、そんな個性のある幹部を見ていたけれど、スッと目を逸らして屋上の隅まで歩いた。 壁に背を預け、何気なく目を瞑る。 ……日陰だからなのか、妙に落ち着いた気がした。 昨日はずっと行動して休む暇がなかったから、今が丁度いい。 紅凰が居る中で眠りはしないけれど、こうするだけでも疲れが和らぐ。