五人とも、ボクを見ている。どうしたのだろうか。 「…えっと…戻っていいですか」 誰一人、何も喋らないのなら、用は済んだのだろう。 ボクはそう言ってドアの方へと足を進める。 「ちょ、待て待て待て!!何 戻ろうとしてんだよ!?」 慌てた様子で、日下部 銀がボクの腕を掴んできた。 「そこは普通、唯の自己紹介でしょー!」 ……ボクの、自己紹介…? する必要はあるのか謎だけど、流れ的にそうだったのか。