示された数字を見てみると、0時を過ぎていた。 家を出てから、数時間経ってる…。 ボロボロなこの男を送ったら、家に帰ろう。 「…家、ここ…です」 声を掛けられて顔を上げてみると、普通の一軒家があった。 電気も点いてるし、家族もいるんだろう。 「じゃ、俺はこれで」 「あ、ありがとうございました!」 来た道を戻ろうとすると、お礼を言われた。