あそこを歩いていたら、すぐに絡まれそうな時間帯。 しかも一人でいる事は、一番目をつけられやすい。 結果、やり返す事も出来ずに一方的な暴力を受けただけ。 「…えと、帰り道で…」 「へぇ」 こんな遅い時間まで、どこにいたんだろうか。 あえて場所を言わなかったのはわざとか、無意識か…。 ま、ボクにとっては関係ない事だしどうでもいいや。 そういえば、今何時なんだろう。 支えていない片方の手で、ポケットからスマホを取り出した。