「広叶ごめん」

「なにが?」

「俺、守ってやれなかった
広叶は悪くないのに1人で怒ってさ
それにお前置いて帰ったし」

「私の方こそごめん」

「は?お前は何も悪くねーだろ」

「ううん 王木くんの気持ち何にも考えずに
傷つけたし 強く言っちゃった」

「そんなの俺が悪いからだろ」

「違う!私が悪いの!」

「いや俺だ」

「私だって!」

「俺が悪い」

「わ!た!し!」

「俺だっつってんだろ!!!!」

「…」

やべ また強く言っちまった

「これはちがくて「ふふっ もうどっちでもいいや」





「っふ そうだな」

「じゃあこれで一件落着ね?」