広叶side

「姫川さんちょっといいかしら?」

王木ファンのリーダー的な人に呼ばれた

要件は分かっている

王木くんも帰ったし用もないから

断る理由がないし

「はい」

定番とも呼ばれる体育館の倉庫に連れて行かれた

「あんたちょっと可愛くなったからって
王木くんに近づいてんじゃないわよ!!」

バシッ

いったいな〜

「調子に乗ってんじゃないわよ!! 」

バキッボコッ

最近無かったから久々で痛いわね

「抵抗しろよ!!イライラするわね!!!
もういいわ こんなやつ早くやっちまいな!」

え?

「ほんとにいーのか?こんないい女」
「顔も体もいいじゃねぇーか」

「いいから早くやって!!」

「キャ!」

何人かの男が私を捕まえた

今まで暴力はあったけどこんな事は無かった

「やめて…!」

「お嬢ちゃ〜ん 気持ちよくしてあげるから」
「いい子にしてな?」

「ッグス …やめてよ…」

抵抗しても男の力には勝てない

私が着いてこなければ

私がすぐに王木くんに謝ってれば

私が強く言ってなければ

私が…

ごめんなさい

何回でも謝るから

お願い

助けて

王木くん!!!!!!!!!!!