リビングに行けば俺の母親が出かける準備をしていた。 確か昨日に出かけるって言ってたな。 「あらおはよう……って、どういう状況!? 志乃ちゃん怪我でもしたの!?」 俺たちを見るなり驚く母親に対し、志乃は恥ずかしがる一方。 「怪我じゃねぇよ。 志乃が拗ねただけ」 「そ、それは言わないで…!」 「志乃ちゃんが拗ねた…?」 「あ、あの本当になんでもないから…! 大雅降ろして!」 こんなにも焦る志乃が可愛くて降ろす気が全く起こらない。 けどまた志乃が怒る前に降ろしてやる。