その後ご飯を食べ終わり、また準備を始め、ちょうど準備を終えた六時半頃。 「じゃあね、二人とも。 今日も遅くなるだろうから二人で仲良くね」 「わかりました! 大雅ママ、行ってらっしゃい!」 俺の母親の言葉に、志乃は笑顔で答えて見送る。 「もう本当に可愛いわねぇ、志乃ちゃん。 頑張ってくるわね! 行ってきます」 そんな志乃に俺だけでなく母親までデレデレ。 俺と違って顔に出てるし。 それぐらい志乃は可愛い存在ってことだ。 母親はその後デレた笑顔で家を出て、志乃と二人きりになる。