ひっつき虫な彼女は幼なじみ





「……もう起きるから離れろ」



さすがにベッドの上でこれはきつい。
何としてでも離れてほしかった。



「嫌だもんね。
待ちに待った休日だよ?


この日を待ってたんだよー」



なのに志乃は離れる気はないらしい。



休日だと時間に追われることもないため、志乃がよりわがままになる。



こうなったら無理矢理引き剥がすしかない。



少し力を入れればすぐに志乃を離すことができた。



その代わり……



「……」
「志乃、拗ねるな」



「……」



今のように拗ねて黙り込んでしまう。