ーーー時間が経ち、九時になると駄々をこねずに素直に帰った志乃。
ただ表情は相当暗かったから、家まで送ると言えば『離れられなくなるからいい』と志乃は言って家に帰った。
一人になれば俺は風呂に入ったりと、色々していたら案外時間はすぐに過ぎる。
そして十時過ぎになり、部屋にいたところでスマホが鳴った。
確認すると志乃からだった。
迷わず電話をとり、耳にスマホを当てる。
「志乃、どうした?」
そして声をかけるが志乃からの返答はない。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…