「ならその後にでも会えばいいだろ?
そんな寂しく思う必要ねぇよ」
口では平気そうに話す俺だが、内心では色々やばかった。
とりあえず今、外であることが本当に悔やまれる。
早く家に帰って、志乃を抱きしめて、キスして。
照れた顔や笑った顔、とにかくコロコロ変わる表情が見たい。
「寂しいよ…学校終わってからすぐに会えないなんて」
少し眉を下げ、俯き加減の志乃。
「もしそうだとしても、次は絶対に断らないこと。わかったか?」
こうなったら強制終了させるしかない。
じゃないと俺が限界だ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…