「何してるんですか?」
思った以上に低い声が出てしまった。
そして志乃を入れた全員がすぐに反応し、こちらを向く。
「た、大雅くん…!」
「どうしてここに…」
驚いていたのは先輩たちだけでなく、志乃もだった。
「志乃を囲んでどうしたんですか?
もしかして、志乃が何か悪いことしました?」
どちらかといえば明るめに、今度は笑顔を作って話す。
するとすぐに先輩たちは怖がったような表情に変わった。
「先輩方の今の一部始終は全部撮ってあるんで、すぐ逃げるならバラまかないであげますよ〜!」
秀紀も俺と同じように陽気に話すと、先輩たちはごめんなさいと謝りながらすぐに教室を後にした。



