「そんなの他の女に興味ないから当たり前だろ?」
「そうだけど、やだよ…大雅が女の人に話しかけられるのもやだ…
どうしてみんな、大雅に近づくの…?」
それはどういう意味だろう。
もしかして、嫉妬してる?
けど、そこまで嫉妬する必要があるか?
それだけ俺が他の女のところに行くんじゃないかって、心配なのか?
「…ほっとけばいいんだよ、周りなんか全部。
志乃が気にする必要ねぇ」
「うう……」
「ほら、落ち込むな。
ご飯食べに行くぞ」
頭を何回か撫でながら言うと、志乃は頷く。
そしてまた歩き出し、今度こそ店の中に入った。



