「おいおい怒るなよ」
「怒ってねぇよ」



「ごめんって。
大雅こそ志乃ちゃん誘えよな〜」



「そうだな」
「超棒読みじゃん」



最終的に秀紀より先に横になった。
そして寝る前に一言。



「てか俺もう志乃とまわることになったから」



「そうだよな、やっぱ無理だよな……え?
ちょ、ええ!?どういうことだよ!


誘ったのか!?」



最悪だ。



やっぱり言うんじゃなかったと後悔してももう遅い。



秀紀はすぐに反応し、騒ぎ出す。
うるせぇ。