ひっつき虫な彼女は幼なじみ





「何言ってんだよ。


今日寝たら、明日の夜はもういつも通りに戻るんだぞ?


あとは明日の夕方まで我慢すればいい。
学校と同じだから」



「そうだけど…そうじゃ、ないもん…」



ここにきて志乃が拗ねてしまった。



と、思いきや。
志乃は俺を上目遣いで見つめてきた。



「ね、大雅…明日、大雅と一緒に自由行動の時まわりたい…」



志乃は志乃で、佐野たちとまわると思っていたから、まさかの言葉に驚く。



学校の時は控えめな志乃がお願いするのだ、相当寂しかったのだろう。



そう思えばもう、了承するしかない。



別に一緒にまわるだけで、甘えさせなかったら大丈夫だろうし。