一回で、終わらせようと思った。 それ以上は危険だと。 頭ではわかっているはずなのに、どうしても止めることができない。 「……ん…」 志乃が甘い声を漏らすから、また心を乱されてしまう。 徐々に、志乃の身体の力が抜けていくのがわかった。 それでもやめられない。 何度も角度を変え、志乃にキスをする。 結局、ゆっくりと志乃を押し倒す形になってしまった。 唯一、ここが修学旅行先の旅館なのが助かった。 もし、家だったとしたら。 キスだけでやめられていたかは正直わならない。