けどそれしかないから仕方ねぇ。 静かにドアを開けると、小さな玄関のようなものがあり、そこで履いていたスリッパを脱ぐ。 入ってすぐに洗面所がある小さな通路があり、部屋につながる襖が開いていた。 そこまで行ってようやく志乃の姿が見えたのだが…… 「……ひっく…うう……たいがぁ…」 俺に背中を向けるようにして、敷布団の上でうずくまるようにしながら横になり、寝る態勢の志乃。 その時に布団や枕などを抱き枕のようにして抱きしめているようだった。