「逆に志乃と菅野が隣になるなんてねー」
ちらっと斜め前に視線を向ければ、そこの席は志乃と秀紀が座っていて。
逆にこの二人が隣同士なのだ。
それに対して佐野は心配もせず、逆に面白そうに目を輝かせている。
まあ佐野の気持ちもわからなくもねぇ。
何故なら志乃がその席に対してとてつもなく落ち込んでいたからだ。
同時に俺たちの方を心配そうに見つめていた。
ついでに秀紀も。
「なんで亜美ちゃんと大雅が隣なんだよ!」
「この席やだ、菅野くん嫌いだもん」
「ちょ、やめてくれよ…!
まだ俺のこと嫌いなの!?」
「うん、嫌い」
「やっべ俺泣きそう」
さっきから二人の会話が丸聞こえで、二人のやりとりは確かに面白い。



