ひっつき虫な彼女は幼なじみ






「えへへ…幸せだな…」



だからなんでそういうことを今言うんだ。



そんな幸せそうな表情されるくらいなら、抱きついてくれた方がいい。



なのに今日に限って抱きついて来ず、俺と同じ目線にいる志乃。



「志乃」
「んー?どうしたの?」



「明日早いからもう寝るぞ」
「……寝れないから無理だよ…」



寝れない、じゃなく寝ようとしないだけだと言うのに。



志乃は少しだけ拗ね、俺から目を離そうとしない。