ひっつき虫な彼女は幼なじみ





ーーーそれからしばらくして、お互い準備が終わり志乃が俺の家にやってきた。



志乃は上機嫌で、なんのためらいもなく俺の部屋に行き、ベッドで横になる。



そんな志乃にもし他の部屋で寝ろ、とか俺は布団敷いて寝るって言っても嫌というだろう。



今の状況にため息をつきながら、とりあえずもう一つ枕を持ってこようと思った。



「…大雅…?
どこ行くの…?」



部屋から出て行こうとする俺を見て何を思ったのか、志乃が不安そうな声をだした。



志乃を見れば、起き上がり、ベッドから降りようとしていた。



「ほら、寝とけ。
すぐ戻る」



「本当…?」
「ああ」



志乃は俺の言葉を信じてもう一度、ベッドに横になる。