ひっつき虫な彼女は幼なじみ





「大雅と寝るの…!」



俺の返事を聞く前に志乃は宣言し、俺に抱きついてきた。



ダメだ、これじゃあ完全に志乃のペースで。



仕方ないのかもしれないけど、俺と寝るって他の男が聞いたら普通に誤解するだろう。



まじで危険生物だと思う。



「大雅返事してよ…」



さっきから一言も発していない俺に対し、志乃が寂しそうな声を上げる。



ここまできてしまっては肯定するしかない。



「…泊まっていいから明日はもう駄々こねたらダメだからな?」



「………うん、わかった…約束する…」



俺の言葉に対して、少しの間が空いてから志乃は返事した。



これで明日の朝は大丈夫だろうが、問題は今日だ。