ひっつき虫な彼女は幼なじみ





志乃の頭を優しく撫でてやれば、ふくれっ面だった志乃が、今度はお願いするような表情に変わった。



「…じゃあ、今日泊まっていい……?」
「……は?」



今、なんて言った?



予想外の言葉に目を見開き、驚くことしかできない。



「だって朝も早いし、バタバタして大雅にぎゅってできないだろうし……ダメ…?


四日間我慢するから…大雅、お願い」



俺にぴたっとひっつき、見上げてくる志乃。



こんなお願いの仕方をされたら、断れないって絶対わかってやってるだろ。



これが確信犯じゃないのなら、逆に困る。