ひっつき虫な彼女は幼なじみ





「やだっ、同じクラスでも一緒だもん。
大雅にぎゅってできないよ…。


大雅、休みたい。
修学旅行休みたいよ…」



お願いするように、だがとこか潤んだ瞳で見つめてくるから思わず肯定してしまいそうになる。



いや、志乃と休むのもありかもしれないとさえ思ってしまう。



「…ダメだ、休んだりしたら。
それに志乃が休んでも俺は行くけど?」



もし本当に志乃が休んだら俺も行かないが、そう言わないと志乃はきっと嫌と言い続けるだろう。



「…意地悪…どうして?
大雅も休まなきゃ意味ない…。


大雅と離れたくないもん」



そう言って志乃は俺に抱きつく。
いつもより力をいれて俺にひっついてきた。