ひっつき虫な彼女は幼なじみ





ーーー「大雅…嫌だよ」



放課後、いつものように志乃と帰り、お互い着替えた後。



相変わらず表情が暗い志乃と二人、ソファに座るなり俺を見てそう言った志乃。



「何が嫌なんだ?」



わかっていても一応理由は聞く。



「…修学旅行……行きたくない」



するとやっぱり志乃は行きたくないと言い出した。



「行ったら絶対楽しいだろ?
佐野とか他の女もいるんだし」



「違うの、それは別にいい、けど…大雅と四日間一緒にいられないとか絶対無理だもん、耐えられない…」



志乃は訴えるような目で俺を見つめてくる。