ひっつき虫な彼女は幼なじみ





その様子を見た二人は声も出ないほど驚き、固まっていた。



「大雅だぁ」



志乃は嬉しそうに顔を綻ばせる。



「……は、え!?
ちょ、お前らそういう関係だったのか!?」



ここでようやく秀紀が口を開く。
しかも中々大きい声だったから耳が痛い。



「うるせぇ、違う」
「え、じゃあこの状況は何?」



相当驚いているのは佐野も同じのようで、俺に聞いてきた。



「これがいつもの志乃なんだよ。
本当は甘えたがりで家ではいつもこんな感じ」



俺が本当のことを話し、一瞬の沈黙が流れた後、二人が驚いたような大声をあげた。