―――キーンコーンカーンコーン―――

「奏〜行くよ〜！！」
「あっ、ごめんね
すぐ行く！！」

「大丈夫？しっかりしなよ〜笑」

大丈夫？大丈夫なわけないじゃん…今も昔も
私は大丈夫な日なんてない…

「ごめんごめん笑、ぼーっとした」

だってずっと一人ぼっちだもん…
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どんっ！

「っ！いった！…」

前を見るとそこには

「陽斗くん！？わっ、ご、ごめんね」

そのまま無視をして言ってしまう、

なんなのあの態度！！ムカつく！謝ったのに！

「大丈夫？？奏…？」

「あっ、全然大丈夫！ちょっと尻もちついただけ、へへ…」

陽斗くんはこの学校で学年一のといっていいほどイケメンでモテ男子